システム思考では、3つのツールがしばしば使われます。
単なる出来事ではなく経時パターンを見極めるための「時系列変化パターングラフ」、経時パターンの原因となるつながりの構造を描き出す「ループ図」、そしてループ図に描き出される構造の中でも社会や組織でしばしば見出される問題の構造の基本パターンを示し、効果的な解決策への指針を示す「システム原型」です。これらの3つのツールは、複雑なシステムを見通す新しい視点、気づきを与え、さらにコミュニケーションを通じたグループの学習を加えることで効果的な解決策を導き出します。
そして、システム構造の中に見られるさまざまな働きかけのポイントの中から、小さな力でも大きな変化を起こす「レバレッジ・ポイント」を探すことがシステム思考の醍醐味です。

目標とするテーマや関連する重要な要素の量や度合いをY軸に、過去から未来までの時間軸をX軸におき、時間の経過とともにどのような傾向をたどるかをグラフで表します。
英語ではBehavior Over Time といい、BOTと略して呼ばれています。

問題の状況や目標に関連する要素を因果関係の矢印で結ぶことで、時系列変化パターンでみた傾向をつくり出すつながりの構造を図として表します。
英語ではCausal Loop Diagram といい、CLDと略して呼ばれています。

さまざまな分野で共通してよく見られる問題の構造の基本パターンです。傾向と構造 が同じであれば、分野を超えて、先人たちの知恵を活かした解決の指針を得ることができます。
英語では、Systems Archtypeといいます。









