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ピーター・センゲ『学習する組織―システム思考で未来を創造する』6月下旬上梓

2011年05月31日

昨年来、翻訳にとりかかっていたピーター・センゲの名著が、ついにこの6月下旬英治出版より上梓される見通しになりました。

ピーター・センゲは、平易な言葉でシステム思考を経営の世界に広めた最大の立役者の一人です。そして、言わずもがなですが、システム思考と共に、共創的な対話力、共有ビジョンを構築する力を備えた「学習する組織」を提唱し、過去100年間に経営組織論にもっとも大きな影響を与えた一人でもあります。

日本では、1995年に旧版の部分的な翻訳が『最強組織の法則』として出版されていましたが、今回は2006年に大幅に改訂された新版を全訳したものとなっています。

アマゾンでは、早速予約を受け付けています。

ピーター・センゲ『学習する組織―システム思考で未来を創造する』(英治出版)

以下、同サイトにある本の紹介文です。

(ここから引用)

世界100万部突破! 人とチームの「学習能力」の根源を探りマネジメントの新常識を打ち立てた名著、待望の増補改訂・完訳版。

今日、世界はますます複雑になり、ビジネス環境は日々変容し、私たちの仕事はかつてなく「学習」が求められるものとなった。これまでのマネジメントの枠組みはもはや通用しない。不確実性に満ちた現代、私たちの生存と繁栄の鍵となるのは、組織としての「学習能力」である。――自律的かつ柔軟に進化しつづける「学習する組織」のコンセプトと構築法を説いた本書は、世界100万部を超えるベストセラーとなり、90年代のビジネス界に一大ムーブメントを巻き起こした。

2006年刊の増補改訂版である本書『学習する組織』は、企業、学校、地域コミュニティ、社会課題など、さまざまな実践事例を踏まえて大幅に加筆修正されており、いま個人・企業・社会に求められる真の「変革」とは何かを私たちに問いかける。ユニリーバ、VISA、インテル、世界銀行、ヒューレット・パッカードなど多様な組織で導入されてきた「学習する組織」。著者ピーター・センゲの深い人間洞察と豊富なケーススタディに裏打ちされた本書を通じて、管理ではなく学習を、正解への固執ではなく好奇心を、恐怖ではなく愛を基盤とする、新たな「マネジメント」のあり方があなたにも見えてくるに違いない。

(引用ここまで)

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