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東北の復興という複雑な課題に対して、いかに大局的、中長期的な視野をもって、本質的な課題解決を進めていくことが出来るのでしょうか。
弊社代表・小田理一郎がゼネラル・マネージャーを務めるジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)では、10月20日~21日に東北復興を担うユース向けのリーダーシップ・ワークショップを開催します。そのワークショップへの参加者を現在募集中であり、下記ご案内いたします。
-------------------------------------ワークショップご案内-------------------------------------
今回のワークショップでは、システム思考について、理論としての学びにとどまらず、参加者自身が直面する東北の復興に関する課題を取り上げ、大局的な視点から、根本的且つ効果的な問題解決を行う力を伸ばすことを目指します。また、システム思考に加え、東北復興に同様に携わる仲間と自らの情熱や行動の源泉を振り返るワークも実施します。「本質的な問題解決を図りたい」「小さな力で大きな変化をもたらす効果的な介入策を実施したい」「多様なステークホルダーと真のコミュニケーションを通じて恊働関係を築きたい」そうした想いを持つ皆様に是非この度のリーダーシップ力育成ワークショップを活用いただければと思います。
ワークショップは対話や組織学習など、組織づくり、コミュニティづくりで注目されている「学習する組織」のアプローチをベースに、参加型ワークショップとして行うことを特徴としています。進行は、組織学習について詳しい「組織学習協会日本コミュニティ(SoL ジャパン)」で公募した経験豊富なファシリテーターが行います。東北域内での若手人材の交流ネットワークづくりをめざし、ファシリテーターやメンバー相互で継続的にグループセッションを開催し、それぞれの成長を後押しする仕組みづくりも行う予定です。
JFS では、今回のみならず、東北の復興に向けて奮闘する若者たちを募り、未来創造に必要なリーダーシップ能力を育む一連のワークショップを開催しています。本年5月13日にはその第1弾として、多様な利害関係者が関わりつつ、複雑な現実から問題構造のツボを見抜く力に焦点をあてたワークショップを仙台で実施しました。当日のレポートはこちらよりご覧いただけます。
ご興味がある方は是非下記内容を確認の上、お申込みください。
■目的 | 全体を通じて、復興を担う若者たちの未来を創造する力の強化を図る。 今回は主として、システム思考を用いて、自身が抱える課題を大局的、長期的視野で捉え、問題を生み出すシステム構造を見抜く力を伸ばすことでリーダーシップ能力を育んでいくことを目的とする。 |
■プロセス | 参加型ワークショップ、対話など、多くの組織で成果を上げている組織学習のアプローチをベースに、多様な参加者で学びの場を構成する。また、ワークショップを通じて、参加者自身が実際に取り組む現実の課題を扱っていく。 |
■概要(仮) | 【1日目(10月20日)】 1.はじめに 2.自身を振り返るワーク 3.対局、全体をみる思考 4.自身が取り組む課題を構造的に捉える 【2日目(10月21日)】 5.組織や地域の中での自らの使命、役割、リーダーシップ 6.研修全体の振り返り/まとめ/今後に向けて ※相互で学びを高めていくため少人数からなる学習グループをつくり、本ワークショップ終了後から2013年1月20日(日)に実施を予定しているフォローアップ・ワークショップまでの期間中、自主的且つ継続的な学びの機会を持つことを推奨いたします。 ※ワークショップの内容は一例で、変更になる場合があります |
■期待成果 | ○参加者のリーダーとしての意識及びビジョンの先鋭化 ○システム思考を通じて、参加者の課題設定力および課題解決力向上 ○対話など組織学習の手法・場を体験 ○参加者およびスタッフ間のネットワーク・コミュニティ形成 |
■日時 | 2012年10月20 日(土) 9:30 - 17:30 (受付9:15~) 2012年10月21 日(日) 9:30 - 17:30 (受付9:15~) |
■場所 | 仙台市青葉区会議室 ※最寄り駅:地下鉄南北線「勾当台公園駅」仙台駅から2駅目)から徒歩2分 ※詳細は参加者の方に別途お知らせいたします。 |
■ファシリテーター | SoL ジャパン組織開発コミュニティで活動するファシリテーター 佐々木薫氏(INTEG) 橋本洋二郎氏(株式会社ToBeings) 小田理一郎(ジャパン・フォー・サステナビリティ/有限会社チェンジ・エージェント) |
■参加要件 | 東日本大震災で被災した地域の復興に関わる原則20-30 代男女。市民団体、財団・社団、支援・中間組織、自治体などの職員、また、地域の自治組織・コミュニティのリーダーなどを想定しています。尚、宮城県外の方も参加可能ですが、岩手県、福島県でも同様のリーダーシップ・ワークショップを開催予定です(内容は今回のワークショップとは異なる可能性がございます)。10月20日(土)-21日(日)、及び、フォローアップ実施日である1月20日(日)の3日間参加出来る方を基本とします。 |
■定員 | 30名程度(推薦枠含む) |
■応募方法 | 参加を希望される方は、応募書類を記入の上、ジャパン・フォー・サステナビリティ 担当:後藤( goto[at]change-agent.jp )まで、【10月1日(月)17:00】までにメールにてご応募ください。 ※[at]を@に変更してご連絡ください。 申込多数の場合は本書類を基に選考をさせていただきます。最終的な参加可否に関しては、10月4日(木)までにご連絡させていただきます。 |
■主催団体 | ジャパン・フォー・サステナビリティ(略称JFS)は、持続可能な社会を目指し2002年に設立されたNGOです。 |
■協力団体 | SoL ジャパン組織開発コミュニティ |
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