アダム・カヘン (Adam Kahane)

レオス北米会長
(レオス :企業、政府や市民社会が解決困難な課題に取り組む支援を行う社会企業)

世界50カ国以上で企業の役員、政治家、軍人、ゲリラ、市民リーダー、コミュニティ活動家、国連職員など多岐に渡る人々と共に、解決困難な課題に対するプロセスのデザインやファシリテーションに携わる。1990年代にロイヤル・ダッチ・シェル社においてグローバルな社会、政治、経済、技術のシナリオを作成するシナリオ・プラニングのチーム責任者として活躍。

1991年~1992年にアパルトヘイトによって分断されていた多様な人々が集い、民主化への移行を実現するために南アフリカで実施された「モンフルール・シナリオ・プロジェクト」のファシリテーターを務める。この経験を基に、未来を予測したり、未来に適応するのみではなく、未来を変えることに取り組む「トランスフォーマティブ・シナリオ・プランニング」の手法を開発し、以後アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、オーストラリアなどでセクター横断的な対話と行動のプロセスの支援を実践している。

【著書】


小田 理一郎(Riichiro Oda)

有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役

米国オレゴン大学経営大学院経営学修士(MBA)修了。人や組織が自律的に目的を達成する効果的な仕組みをつくるための組織変革のスキルを2年間の米国留学で学び、多国籍企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として、営業、生産、サプライ・チェーン、開発などさまざまな分野で業務・組織変革の実践に取り組む。2002年、企業の社会的使命の追求と非営利組織マネジメントの強化のためのコンサルティング提供のため独立、その後米国で法人化。2005年には、日本で有限会社チェンジ・エージェントを設立。人材育成、組織開発、チェンジ・マネジメントのための研修、コンサルティング、ファシリテーション、講演、執筆に従事している。2008年よりピーター・センゲ氏設立のSoL(組織学習協会)の日本コミュニティを設立し、日本での組織学習実践家たちのコミュニティを運営し、2012年よりグローバル組織での理事を務める。著書に『学習する組織入門』『マンガでやさしくわかる学習する組織』等、共訳書に『社会変革のシナリオ・プランニング』、『学習する組織』、『システム思考』など。

【主な著書】

【主な訳書、解説書】