アダム・カヘン (Adam Kahane)

レオス北米会長 (レオス :企業、政府や市民社会が解決困難な課題に取り組む支援を行う社会企業)

世界50カ国以上で企業の役員、政治家、軍人、ゲリラ、市民リーダー、コミュニティ活動家、国連職員など多岐に渡る人々と共に、解決困難な課題に対するプロセスのデザインやファシリテーションに携わる。1990年代にロイヤル・ダッチ・シェル社においてグローバルな社会、政治、経済、技術のシナリオを作成するシナリオ・プラニングのチーム責任者として活躍。
  1991年~1992年にアパルトヘイトによって分断されていた多様な人々が集い、民主化への移行を実現するために南アフリカで実施された「モンフルール・シナリオ・プロジェクト」のファシリテーターを務める。この経験を基に、未来を予測したり、未来に適応するのみではなく、未来を変えることに取り組む「トランスフォーマティブ・シナリオ・プランニング」の手法を開発し、以後アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、オーストラリアなどでセクター横断的な対話と行動のプロセスの支援を実践している。

【インタビュー動画:自身の取り組みについて】
アダム・カヘン氏に、世の中に望む変化や自身の取り組み、その難しさなどについて語っていただきました(2分45秒)
動画はコチラからご覧いただけます。

【著書】


モニカ・ポールマン(Monica Pohlmann)
 
レオスカナダスタッフ

前職では、ファシリテーション、対話のプロセス、戦略策定などに特化した、サステナビリティとソーシャル・イノベーションのコンサルタント会社を経営。コミュニティ開発、環境政策、戦略策定などの分野で20年以上の経験を有し、政府、企業、NPOなど多様なセクターからの人々の協働を支援している。カルガリー(カナダ)では、18,000人からのインプットを基に街の100年に及ぶサステナビリティ・ビジョンを描くプロジェクトの連携と戦略分野におけるリーダーを務めた。


小田 理一郎(Riichiro Oda)

有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役

人や組織が自律的に目的を達成する効果的な仕組みを作るため、2年間の米国留学で組織変革のスキルを学び、多国籍企業で10年間、製品責任者・経営企画室長として組織変革の実務にあたる。その後独立。企業の社会的使命の追求と非営利組織マネジメントの強化のためのコンサルティング経験を活かし、変化のマネジメントのための開発、研修、コンサルティング、ファシリテーション、講演、執筆を担当。共著書に『なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか』、共訳書に『学習する組織』、『システム思考』など。