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対立を超える日々の実践──他者と根源から関わり、複雑なシステムを変える七つの習慣

アダム・カヘン(著)、小田理一郎(翻訳・解説)、英治出版(出版社)

この新刊のテーマは、システムチェンジを創り出すチェンジメーカー、チェンジ・エージェントとも言われる「システムリーダーたち」の日々の習慣についてです。著者のアダム・カヘン氏自身のファシリテーターとしての技術や智慧の体形書とも言える『共に変容するファシリテーション』を書き上げたあと、自身のセオリーと照らし合わせるために南アフリカの元財務大臣トレヴァー・マニュエル、元UNFCCC事務局長のクリスティーナ・フィゲレス、コロンビアの元大統領ファン・マヌエル・サントスら3人へのインタビューを試みました。ところが会話がしっくりきません。アダムは、システムチェンジについてよく知っていると思っていましたが、実はよく知らないことに気づき、彼自身の探求が始まりました。そうして見出したのが、システムリーダーたちの日々の習慣、それもけして簡単ではないストレッチを必要とする習慣です。

システム横断で対話し、共にシステム的に考える。システムの衝撃や変化に耐え、適応するだけでなく、自らと他者とシステムとで共に変容する。そしてそれらを長い期間をかけてでも実現するために、日々取り組むストレッチな思考と行動の習慣を学んでみませんか?

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