システム思考

Systems Thinking

ビジネス編

処理案件のとどこおり

※この事例は、ワークショップの出席者の方から、職場での問題について投稿いただいた事例です。ここでは、いかに本来処理すべき案件数がどんどんとたまってしまうかを説明しています。

■事例説明
法令へのコンプライアンス上、報告しなければいけない案件がある。たまっている案件数この案件数は、案件数が発生することによって増加し、処理することによって減少する。

案件がでると処理作業を行うが、処理を終了するには時間がかかる場合が多い。処理件数の増加には処理の容易さが重要な要因となるのだが、コンプライアンス案件の書類は概して処理が難しいからだ。

案件がたまりはじめると、担当者の面倒くささも出てくる。そのために案件の放置するケースが見られ、この傾向は他の優先案件があると拍車がかかる。

さらに、案件がたまってくると、徐々にまとめだしの傾向が強くなってくる。その結果案件放置はさらに常態化して、処理作業はなかなか進まない。

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