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『ビジネスと持続可能な開発会議2006』に参加して

6月21日から22日、アメリカのワシントンDCで、『ビジネスと持続可能な開発会議2006』に枝廣・小田が参加しました。この会議は、持続可能な開発のための世界ビジネス会議(WBCSD)後援で、ファイザー、3Mなどアメリカの大企業と、国務省、CIAなどの政府機関、NGOなどが集まって、これからの企業が取り組むべき課題について話し合う会議です。今回は、チェンジ・エージェントの枝廣が主催者からパネルディスカッションのパネリストとして参加してほしいとの要請を受けて参加したものです。

「持続可能な開発」をテーマとして5年目となるこの会議では、企業事例や政府・NGOなどの外部ステークホルダーの見方やコラボレーションなどについて発表され、さまざまなセクターの代表者150人が議論しながら、これからの企業のあり方の方向性を話し合っていきます。

会議のさまざまなプレゼンテーションやディスカションで、システム思考やシステム思考を使ったいろいろな概念がここかしこに現れているのを目の当たりにして、欧米ではシステム思考の重要性に多くの企業が着目し、自社の強化のために活用していることを実感しました。たとえば、ダウ・ケミカルでは副社長クラスの役員を毎年3、4人ずつシステム思考のトレーニング・プログラムに派遣しているとのことです。

今回の会議全体のキーワードは「レジリエンス」(弾力性。しなやかな強さ、という感じです)。「リーン」で「グリーン」な生産体制を作りつつ、サプライ・チェーン、エネルギー、情報などの密接につながりあるさまざまなネットワークのもろさの中で、いかに環境や自分自身の変化に対して、弾力的に対応し、変化を取り入れていく能力を高めるか、というシステム思考でももっとも重要な概念が語られていました。

また、会議を通じて印象的であったのは、伝統的な大企業のマインドセット(意識・無意識の前提)が大きく変わってきていることです。ステークホルダーとの対話を通じて、従来の自分たちの目的やポジションを見直し、ビジネスの前提を大きく見直しています。

アメリカは地球温暖化を軽視していると思いがちですが、今まで気候変動を認めていなかった企業も、いまやコンセンサスとしてその対応をしないと生き残れないという見方に変わってきていました。また、貧困や飢餓などの世界レベルでの問題に対しても、その原因ではなく解決策の一部になろう!と多くの企業が自分たちの活動の中心におき始めていました。

日本の企業も、しっかりと自分たちのビジネスの目的や戦略の前提となる意識や考え方の見直しをしていかないと、21世紀の生き残りはおぼつかないとの感を強めてきました。そのための「軸足」としてのシステム思考をもっともっと多くの企業やビジネスパーソン、そして一般の方々に身につけてほしい!という思いをますます強くした機会でした。

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ワシントンでの会議の後、ボストンに移動しています。ここで2年に1度の「システム思考の専門家や、システム思考を学校で教えている先生たちの全米ネットワーク」の全国大会が開かれているのです。
約140人の全米からの参加者に、オランダや日本(=私たち)からの参加者も混ざって、刺激的な3日間となりそうです。日本からの参加者ははじめてとのこと。この機会から、今後のプログラム開発や国際的なコラボレーションなども生まれてきそうです!

次回は、会議の様子をレポートしたいと思います。どうぞお楽しみに!

                        チェンジ・エージェント
                         小田理一郎・枝廣淳子



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