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システム思考で視点を変えよう(1)「成功のための行動習慣が根付かないのはなぜ?」

成功を目指すHさんのストーリー

Hさんは、有能なビジネスパーソンになりたいと思い、成功のための行動を書いた本をたびたび買ってきました。それらの本には、例えば「積極的たれ」「目的意識を持て」「ウィン-ウィンの関係を築け」など、どれもなるほどと思う話ばかり。「よし、自分も新しい行動習慣を身につけよう」と気持ちを強く持ちます。

しかし、しばらくがんばるのですが、やろうと意識していてもなかなか行動が根付きません。ちょっと気がゆるむと、いつもの自分に逆戻り。なかなかなりたい自分でい続けることができません。Hさんは悩みます。「3日坊主で終わってしまう自分は、成功には向いていないのだろうか?」と。

取るべき行動を示すビジネス書や啓発書は数多くありますが、どうすればいいかわかっていても、その行動をとり続けることが難しい、と感じる方も多いのではないでしょうか。Hさんは、なぜ行動を変えたいと思っているのに変えられないのでしょうか? Hさんは本当に向いていないのでしょうか?

こんなとき、自分に「根性がない」とか、「向いていない」とあきらめるのはちょっと早いかもしれません。人が現実にとる行動は、本人の属性以上に、環境要因の影響が大きいものです。ここでも、Hさんは努力しているにもかかわらず、本人に別の行動をとらせてしまう構造があると考えることが解決の糸口になります。繰り返し起こる行動パターンは、構造が決めているからです。

新しい行動・習慣を根付かせるには?

構造は、山や谷、平地などの地形に、行動はそこを流れる川と考えてください。その地形の中で相対的に低いところが河床となって、流れる水の経路を規定します(さらには、川の流れが地形を変えていきます)。川の流れを変えるために、流れる水を一生懸命バケツやポンプで別のところに流そうとしても、重力や傾斜に逆らって川を流すのは並大抵の努力では叶いません。何事も一番抵抗のない方向へ流れていくものなのです(作曲家、組織コンサルタントであるロバート・フリッツは、これを「最も抵抗の少ない経路」と呼びます)。

ですから、川の流れを変えるのではなく、河床そのものをどうやって変えるか、を考えなくては、新しい行動を根付かせることができないのです。ひとたび、このことを理解すれば、構造を変えることはけして不可能なことではありません。

「何が自分に違う行動をとらせるのだろうか?」を観察する

もし理想の行動がとれていなくても、そのときは、「自分の周囲にある、何が自分に違う行動を取らせるのだろうか?」を見つけられるよう、徹底的に観察してみてください。自分の目指す方向に向かって、河床をしっかりと作っていけるよう、障害を一つひとつ取り除いていくことが肝要です。

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