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「フードロスについて考える」マルチステークホルダー・ダイアログ を開催しました。

2013年08月09日

チェンジ・エージェントでは、2011年より食のサステナビリティへの貢献を目指して、食品事業者を中心にさまざまな立場の人を含めて勉強会やダイアログを行うサステナブルフード・ビジネス研究会を主宰しています。

昨日は、「フードロス」をテーマに40名の参加者にお集まりいただき、ワールド・カフェ形式のマルチステークホルダー・ダイアログを開催しました。

世界で生産される食料の3分の1が廃棄されており、食糧需給逼迫が強まる近年世界各国でのフードロスへの関心が高まっています(国際連合食糧農業機関の報告)。日本でもまだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」が500-80
0万トンあり、その問題について食料のサプライチェーンのさまざまな立場から、私たち一人ひとりにできることについて、話し合いました。

ゲストスピーカーの大軒恵美子さん、井出留美さんには、これまでのフードロス・食品ロスを削減するための活動についてご自身のストーリーや経験の中で感じたことを語っていただけたことで、参加者は我が事としてフードロスの問題を話
しあっていただけたようです。

フードロスというと、どの立場でも問題への加担の罪悪感や後ろめたさがある認識が共有されました。そして、フードロスについて「ムダを減らすことはかっこいいこと、気持ちのいいことだ」というポジティブな文脈で考えることが、解
決への違った展開への風穴になるのではという発言が印象に残りました。
次回は10月10日に「飢餓と食料」をテーマにマルチステークホルダー・ダイアログ開催を予定していますので、ご興味お持ちいただける方是非ご参加ください。

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