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このたび、弊社が執筆・翻訳に携わった以下の3冊の書籍が増刷となりました。いずれも「システム思考」をテーマにした書籍であり、改めて今、変化の時代においてシステム思考の視点がますます求められていることを実感しています。
システム思考とは、「目の前の出来事」の奥にある構造や本質を捉え、よりよい選択と行動へとつなげていく力です。多くの方がこの考え方を学び、共有し、現場で実践されていること、そしてさらに学びを深めようと読み継がれていることが、私たちにとって大きな励みとなっています。
日頃からご関心をお寄せくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
『なぜあの人の解決策はうまくいくのかー小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方』(東洋経済新報社)17刷/1,500部増刷(累計26,500部)
日常や職場で直面する「うまくいかない」問題。その背後にある構造を見抜き、よりよい解決へとつなげる力を養う、システム思考の入門書です。システム思考ってなに?という初学者の方にも平易な文章で読みやすく書かれているのが特徴です。システム思考を組織で導入したい、システム思考をチームで共有したいという方にも選んでいただいている声を聴き、嬉しい限りです!
『社会変革のためのシステム思考実践ガイドー共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する』(英治出版)5刷・1,000部増刷(累計8,000部)
社会や組織の複雑な問題に、どう向き合い、どう対話を通じて変化を起こすのか。現場での実践に根ざしたシステム思考の手引き、ソーシャルセクターで注目を集める「コレクティブ・インパクト」の実践書としておすすめです。
『世界はシステムで動くーいま起きていることの本質をつかむ考え方』(英治出版)10刷 を重ねました
ドネラ・メドウズが紡ぐ、システム思考の本質。シンプルな言葉で深く世界の構造を捉えなおす視点は、気候変動や経済の不安定性など、現代の課題に向き合う多くの方に再発見されています。
現代社会の多くの問題は、複雑につながった構造のなかで生じています。だからこそ、目に見える出来事だけでなく、その背景にある構造や価値観を見つめ直す視点が欠かせません。今後もこうしたシステム思考の価値を、実践のなかで活かそうとする多くの「変化の担い手」の皆さまの探求に寄り添えるような、学びと実践を支える情報をお届けしてまいります。