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ビル・トルバート氏ワークショップの特徴 -ビル・トルバート氏インタビュ-動画3-

2015年12月22日

チェンジ・エージェント4人目の記事にて紹介した、組織開発の大家、ビル・トルバート氏について、インタビュ―動画(約90秒)を掲載しています。(チェンジ・エージェントにて和訳)

グローバル・リーダーシップ・プロファイル(GLP)ワークショップについて

今年で72歳になるビル・トルバート氏は、いまも世界各国で自身のワークショップを開いたり、ヨーロッパ諸国における政府のコンサルティングを行っています。これまでに、彼の提唱した行動探究(アクション・インクワイアリー)について、そして絶え間ない行動探究(アクション・インクワイアリー)によって実現するタイムリー・リーダーシップについて、動画でお届けしてきました。今回は、こうしたディシプリンを学ぶ機会として提供している活動のうち、最もメインのワークショップについてのインタビューをご紹介します。

グローバル・リーダーシップ・プロファイル(GLP)とは、書籍「行動探究(アクション・インクワイアリー)」の中でも紹介される成人の発達理論のことです。人が意思決定や行動をする際の7つの『行動論理』が、時や経験と共にどのような発達を遂げるかということを調査し、理論化されました。GLPは、誰がどのような行動論理を主に現在用いているかということを審査する仕組みがあり、ワークショップに参加する参加者は、GLPの審査をまず受け、自分の『行動論理』が判明した状態で参加をします。2016年3月、ビル・トルバート氏が初めてのアジア圏となる日本を訪れ、3日間のワークショップを行いますが、その際は審査は任意で受けて頂くことができます。細かなデザインの違いはありますが、ワークショップの基本的な方針は彼のメインのものと変わりませんので、ぜひインタビュー動画で彼が話すGLPワークショップの様子を是非ご覧ください。

(2016年3月、日本開催のワークショップについてはこちら

【日本語字幕を表示する方法】

1.再生ボタンを押したら、右下の、「CC」タブをクリックし、「ON」にする。

2.(日本語でない言語が表示された場合)1つ右の設定ボタンをクリックし、「Subtitles/CC」の欄で「Japanese」を選択する。


(以下、スクリプト)

質問者: ビル、『GLP (グローバル・リーダーシップ・プロファイ)』のワークショップについて少し教えてもらえますか?

ビル: ええ、私たちがこのワークショップを好きな理由のひとつを挙げます。通常、私たちの仲間の2~4名がファシリテーションを行います。

このワークショップは、ほんの少しの質疑応答だけ交えて、単に参加者へ答えを押し付けるようなものではありません。むしろ、参加者が能動的に行動するワークショップです。自分自身のリーダーシップを高める訓練をしたり、それに対し私たちがあなたをどう「体験しているか」に関するフィードバックを返したり、はたまたGLPの客観的な評価を見てみたり、参加者の普段抱えるクライアントへの接し方も振返ります。

コーチングの練習機会もたくさんあります。プロとしての公式なコーチングスタイルから、優れたリーダーなら誰もがやっている、部下の深い忠誠心や、最も高い学習能力を発揮してのコミットを引き出すようなコーチングのスタイルまで。

つまり、ワークショップは参加者に高い積極性を求めます。参加者同士のコミュニティがワークショップの後にも続き、学びをそれぞれの組織にも持って帰って続けてくれることを願っています。

これが、私たちなりの、これが、私たちなりの、そして私たちの仲間がこの挑戦をより前へ進めてくれると信じています。

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