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システム思考で問題を解決する(5)「構造は同じままで、悪循環を好循環にひっくり返す」

仕事が忙しくなってくると、残業したり休出したりと、仕事時間が長くなってしまいます。仕事時間が長くなると、どうしても睡眠時間を削ることになってしまいます。十分な睡眠が取れないまま、仕事に出かけると、疲れが蓄積してしまうので、仕事の能率が落ちてしまいます。すると、同じ仕事をやるのにも元気なときよりも時間がかかってしまい、仕事時間がさらに長くなってしまいます......。

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上の図1に示したこのループは、いったん悪いほうに回りだすと、どんどんと悪循環になってしまいます。この悪循環にはまってしまうと、とてもつらくなります。

でも、この構造自体は、いったんよい方向に回れば、好循環になることがわかります。疲れがなくなれば能率も上がり、仕事時間も短くてすむので睡眠時間が確保でき、ぐっすり眠れればますます疲れなくなるという、うれしい状況です。 

このようなときには、構造自体を変えるより、「どのように悪循環を好循環に変えることができるか」を考えることで問題解決が図れます。

Sさんは、「最近いつもボーッとしていて、どうも状態がよくない」と危機感を抱き、どうしてそうなっているかを考えてみました。そして、まさしくこの状況に陥っている自分をループ図で見いだしたのです。

「どうすれば、この悪循環を好循環に変えられるか?」――Sさんは、まず疲れをリセットするために、「このままでは自分のためにも会社のためにもよくないので」と上司に説明し、有給休暇をまとめて取ることにしました。2~3日しっかり休んで、睡眠時間をたっぷり取り、疲れを取りました。

そして、能率をアップすることで仕事時間を短縮できるよう、気が散らずに能率よく仕事ができる環境を整えました。また、だらだらしないように、それぞれの仕事に小さな締め切りを設ける習慣をつけることにしました。「仕事時間と睡眠時間は、忙しくなってくるとついつい悪循環へ向かってしまう」ことを実感していたので、最低限の睡眠時間を決め、仕事が長引いて遅く寝た翌日は、その分だけ遅く起きることを徹底することにしました。

Sさんはこのようにして、まとまった休みを取ることで、悪循環をリセットし、あとは好循環を維持できる工夫や仕組みを自分で作ることで、仕事も体調も調子よく維持することができるようになりました。

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