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弊社代表小田執筆、『「学習する組織」入門』が、お陰様で第7刷、累計23,000部となりました。多くの皆様に入門書としてお手にとっていただきありがとうございます!
本書は、世界的なベストセラー『学習する組織』をもとに、基礎のポイントに絞って5つのディシプリンの原則と手法を紹介するとともに、各ディシプリン毎に事例と演習、実践上よくある課題、最前線での実践もまじえて、学習する組織づくりの具体的な実践イメージを伝えます。
これまで、様々なメディアに取り上げていただきました。
●プレジデントオンライン掲載
●月刊「事業構想」掲載
●雑誌「PRESIDENT」掲載
●定期購読誌「TOPPOINT」掲載
●専門誌「日本人材ニュース」掲載
「学習する組織」のツールと実践を日本の組織の文脈で導入することにおいて、本書の著者、小田理一郎ほど幅広くかつ深い経験を持つ人はいないと言ってよいだろう。だからこそ、この新著は意義深い。小田は核となる概念と実践をわかりやすく伝えるだけでなく、多くの日本企業と関わってきた経験を本書で共有している。彼は日本企業が直面しがちな課題を理解し、革新的なマネジャーがいかに課題に対処するかを見てきた。また同様に重要なこととして、私の著書『学習する組織』の出版後に生まれた新しい概念の数々が、どのように人々の実践に役立つかを示している。本書は実践を念頭に置いており、学習する組織のディシプリンと実践すべき慣行の両方を紹介している。読者は頭でわかる以上の理解を得られるだろう。
『学習する組織』が初めて日本語に翻訳されて以来、多くの人が、その概念の理解と活用に苦心してきた。この概念が、異なる文化――特に日本のような非西洋の文化――のビジネスリーダーたちにとっての現実に合わせたかたちで説明される必要があることは明らかだった。そしてそれこそが小田の行ってきたことだ。
日本の人々は相互依存と協働についてごく自然に理解できるため、私は常に、日本のマネジャーは自然にシステム・リーダーになれると感じてきた。本書がそのビジョンの実現に役立つことを心から願っている。
2017年4月17日
ピーター・センゲ
(MIT、アカデミー・フォー・システム・チェンジ)
(以上、ピーター・センゲによる本書序文より引用)
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