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コーチング

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新年になると、新しい始まりや新しい機会が心に訪れます。年末の長くすてきな休暇中にはメールの数も減り、仕事もゆっくりになって、休暇を知らせる自動返信メールとともに、「息をつく余裕」が生まれます。そんな時には、一年間に起こったことや、翌年もっとがんばりたいこと、違うやり方を試してみたいことを振り返って考えたくなるものです。

「新年の抱負」の力を信じる人も、ただ元旦を「まっさらな状態」と考える人もいますが、どちらにしても、そうして考えたことをどうすれば前に進めることができるでしょうか? また、独力で進めるべきでしょうか? それとも、人の助けを借りるべきでしょうか?

マーシャル・ゴールドスミスの『Triggers: Creating Behavior That Lasts - Becoming the Person You Want to Be(邦題:『トリガー 自分を変えるコーチングの極意』日本経済新聞出版社)』

を読んでいますが、この中には、習慣を変えるために実際に使いやすいツールがいくつか紹介されています。例えば、「毎日の問いかけ」は、あなたが自分でつくる問いですが、ゴールドスミスは、いくつかのおもしろい問いを用意してくれていて(例えば、「私はクリアな目標を立てるためにベストを尽くしたか?」)、ひとつひとつの問いに「どれだけ~をうまくやったか」ではなく、「~のためにベストを尽くしたか」というフレーズを使うことを推奨しています。これは、自分のパフォーマンスではなく、努力を測るためです。「毎日の問いかけ」を行うことで、あなたが習慣化したいと思う最も大切なことについて目標を持ち続け、また流れ理解する役に立つのです。

習慣を変えるためのもうひとつの方法は、助けを借りることです。同僚または外部のコーチに関わってもらうこともあるかもしれません。ここで、私たちの経験からコーチングについて考慮すべきポイントを少しご紹介しましょう。みなさんがベストな方法を考える役に立てば幸いです。

自身のコーチング・プロセスの振り返りから始めましょう

私たちは、もっと良いチームリーダーになりたい、時間をもっと効果的に使い、生産性を高めたいなど、自分の行動の変えたい部分のことばかりを考えてしまいがちだからです。しかし、コーチング・プロセスについて考えることを忘れてはいけません。いくつかの問いかけを行います。例えば:

私は個人としてどんな課題に直面するだろうか? 

コーチング・プロセスのパートナーとして、コーチは私について何を知っておくべきか? 

このコーチング・プロセス(コーチング・セッションおよび実践の両方)を、どのように今の仕事に組み込むことができるか?

これらの問いへのあなたの回答をどこかに書き留めておきましょう。

コーチング・セッション以外に時間を取りましょう

コーチングが最も効果を発揮するためには、セッションとセッションの間に何らかの取り組みを行う必要があります。そして、あなたが何をするかについてコーチと合意し、自分自身のコミットメントを守る必要があるでしょう。この取り組みには過去の行動の振り返り、その場での観察、新しいツールやアプローチのテスト、デモの動画撮影などが含まれます。さて、ここではじめの質問に戻ることになります。あなたは、すでにコミットメント過多ではありませんか? これに集中できる時間はありますか?

フィードバックを受ける心の準備はOKですか?

コーチングの一環として、何らかの診断的な内容があることでしょう。そして、何かやってみるたびにフィードバックを受けるでしょう。自分自身、コーチ、あるいは他の人からのフィードバックかもしれません(例えば360度フィードバックの場合)。あなたの受ける質問は、今すでにあるものへの感謝に満ちたもので、何がうまくいっているか、何のやり方を変えられるかにもとづいたものかもしれませんが、それでも、今の職場におけるあなた自身の思考の枠組み(パラダイム)を、予想もしない形で揺るがすことになるかもしれません。もちろん、コーチは安全な環境を創り出そうとすることでしょう。それでも、本当に大丈夫かどうかを考えてみてください。コーチからのフィードバックにどのように反応するか、そして、コーチングを効果的にするために、何が望ましく、何が必要か、あなたの考えを話せるように準備しましょう。

ものごとは変わっていくものですからすべてを書き取っておきましょう

コーチング・プロセスにおいては、たくさんのことが同時に変化します。きっと新しいアプローチを試すことになるでしょうし、その結果、あなたの外的環境も変わるかもしれません。そして、それゆえに、コーチングの中であなたがすべきことも変わるかもしれません。このプロセスはとてもダイナミックになることがあります。そして、まっすぐには進みません。コーチング・プロセスの計画を上手に作ったとしても、プロセスは、あなたのニーズに応じて変化するものでなければなりません。最終的には、あなたが予想していたものや、コーチが思っていたものからも、まったく違ったものになるかもしれません。プロセスがどうなるかは、コーチングを行う期間にもよります。コーチング期間が長ければ、変更は一層起きやすくなるでしょう。

どこでどんなふうに、自分の思考、新しいアイデア、計画を記録しますか?

コーチが、マニュアルやジャーナルを用意してくれるかもしれませんし、自分で用意するのもよいでしょう。変化を振り返って、流れを観ることができるためには、どこか一箇所に記録すると便利です。白紙のノートでも構いませんが、どんな状況でも使える何らかのテンプレートを考えてみてもよいでしょう。例えば、次のような問いかけを含むものです。「今週どんなエクササイズを行いましたか?」「ここから何を得ましたか? キーポイントは何でしたか?」「何を宿題として取り組みますか?」「それをいつやりますか?」コーチに同様の内容を記録してもらい、あなたとのやり取りに使うのもよいでしょう。これらを書き留めるのは意味のあることです。こうしたプロセスが、日常業務の騒がしい雑音の中では気が付きにくく、思い出すのが難しい、微細な変化を生み出します。

ひとりで取り組むことも、コーチに関わってもらうことも、どちらも未来において見たい変化を実現するために、驚くほど役に立ち得るものです。どちらもあなた自身の努力を要するものですが、究極的には、ものごとをより良く、より効果的に、そしてより楽しいものにすることがねらいです。「変化への道」へと踏み出すにあたり、「次のバージョン」の自分自身というビジョンを、しっかりと心の中に持ち続けてください!

(文:ジリアン・マーティン・ミアーズ、訳:福谷彰鴻)

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