変革リーダーズ セミナー

ワークショップ:レバレッジの効いたリーダーシップ

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2024年
3月2,16,23日
弊社浅草橋オフィス会場 受付終了 申し込みページ

※次回の開催は未定です。

本セミナーは2022年度に行った、システム思考実践の第一人者のディヴィッド・ストロー氏のオンライン招聘セミナー「レバレッジの効いたリーダーシップ」の講義録画をもとに、参加者同士が対話をすることを通じて、リーダーシップを探究する3回連続のワークショップ(各回半日)となります。

デイヴィッド・ストロー氏は、「学習する組織」を提唱したピーター・センゲ氏らと共にイノベーション・アソシエイツ社を共同設立して、数多くの企業、政府機関、非営利組織などでシステム思考の実践の最前線を率いてきました。

≪「レバレッジの効いたリーダーシップ」のコンセプト≫

昨今、自分たちの対応能力を上回るスピードで、次から次へと押し寄せる複雑な問題にアタマを抱えることが増えていないでしょうか。すると、余力がなくなるどころか大きな負荷を抱え、未来に向けて進むべき道を見失ってしまいます。過負荷と混乱に対するありがちな対処の1つは、"良い結果を出すにはより努力をするしかない"と思い込むことです。また、山積みの仕事をこなすには"今まで以上に仕事のスピードを上げなければならない"と考えることもあるでしょう。しかし、より長く、より速く仕事をすることは、むしろ、より多くのミスや他者との衝突、といった意図しない結果を導くリスクも高めることがないでしょうか。

システム思考のアプローチはこのような考え方とは対称的です。システム全体のパフォーマンスを持続的に向上させるためには、時間をかけて行う、重要で且つ調整された、いくつかの変化の力を見出そうとします。これがレバレッジポイントです。このレバレッジポイントは強力ですが、一方で、明白ではないことが多い側面もあります。

複雑性に対処する能力を効果的かつ持続的に高めるためには、「自分自身」「組織」そして「私たちが改善を求めるより大きなシステム」の3つのレベルから、限られた資源を使う方法を見出す必要があります。

このレバレッジの利いたリーダーシップの目標は、システム思考の原則と基本ツールを応用して、この3つのレベルすべてにおいてレバレッジを特定し、利用できるようになることです。この3つのレベル全てに適用可能な4つの原則は以下の通りです。

4つのレバレッジ領域

  • 意義のある方向性を示すことで活力を与える
  • どんなに困難でも現実を受け入れる
  • 長期的に考え、短期的に行動する
  • 実験と状況の変化から継続的に学ぶ

自らのリーダーシップを掘り下げ、社会の変容を願う仲間が集い、共に互いのリーダーとしてのあり方を深める機会をつくりだします。週一回、3週間に渡って集中した学びの機会を求める "チェンジ・エージェント" のみなさん、奮ってご参加ください!

▼講義録画から一部抜粋(2分30秒程度)

プログラム概要

プログラム

*全回を通じて、デイヴィッド氏の講義と事例の録画映像を聴講後、参加者同士の対話を通して学習サークルの形成を通じて学びを深めます

第1回 自分自身の中にレバレッジを見つける 

 自分自身にレバレッジをかけることについて、深堀して考えます

  • ある2人の個人の事例を通じて、自分の中のレバレッジを見つける
    • 「天命を見つける」 ⇒ 演習と対話
    • 「どのように行き詰るか/抜け出すか」 ⇒ 演習と対話
    • 「チャレンジを理解する」 ⇒ 演習と対話
    • 「自身のエネルギー・ダイナミクスを理解する」 ⇒ 演習と対話
    • まとめと次のステップ

第2回 組織におけるレバレッジの発見

 自らが関わっている組織のレバレッジを見つけることに焦点を当てます

  • 組織内の過剰負荷に関する2つのストーリーを通じて、組織の中のレバレッジを見つける
    • 「アライメント(合致)vs アグリーメント(合意)」 ⇒  演習と対話
    • 「現実に置かれている状況を共有する際のチャレンジ」 ⇒ 演習と対話
    • 「組織の過負荷状況に対する典型的な短期処置と長期的戦略」 ⇒ 演習と対話
    • 「気合と根性 vs 成長と再生」 ⇒ 演習と対話
    • まとめと次のステップ

第3回 より大きなシステムで力を発揮する

より大きなシステム(1つの機関を超えたシステム)のパフォーマンスを向上させるために、どのようにレバレッジを見つけるかを探求していきます

  • ある社会的流動性の問題を抱えた地域事例を通じて、より大きなシステムの中でのレバレッジを見つける
    • 「より大きなシステムで意義ある方向性を打ち出す」 ⇒ 演習と対話
    • 「より大きなシステムで現実を受け入れる」 ⇒ 演習と対話
    • 「レバレッジの効いた介入の4つの原則」 ⇒ 対話
    • 「より大きなシステムで継続的に学ぶ」 ⇒ 演習と対話
    • 学びの収穫-最も重要な洞察を収穫する

録画映像講師 

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デイヴィッド・ピーター・ストロー

システム思考をベースに組織や社会課題の解決を支援するコーチ/コンサルタント。ブリッジウェイ・パートナーズ、アプライド・システム・シンキングの共同設立者。社会変革プロジェクトに25年以上携わり、世界銀行、ロイヤル・ダッチ・シェル、W・Kケロッグ財団など、さまざまな非営利組織、営利組織、公的機関と協働した実績をもつ。

著書に『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』(英治出版)。また、ピーター・センゲ著『学習する組織』(英治出版)、『学習する組織フィールドブック「5つの能力」』(日本経済新聞社)などへの貢献・執筆。

ファシリテーター 

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北見 幸子(チェンジ・エージェント 講師/学習する組織事業部長)

大学卒業後、人材開発コンサルティング会社に18年間勤務。法人営業・コンサルティング、インストラクター、プロジェクトマネジメント業務など多岐に渡って顧客の人材開発支援を行う。大手損保会社、銀行を中心に、メーカーなども担当。テーマは、営業力強化、リーダーシップ・マネジメント、評価者訓練、女性活躍、理念浸透など。認知心理学や行動科学をベースとした対人対応スキル向上の側面からのアプローチを用いて企画を実施。後に、事業会社での人材開発責任者として自組織の人材育成に携わり、一人ひとりの成長と組織としての成長が不可分であることを痛感。「学習する組織」の考え方に感銘を受ける。2018年よりチェンジ・エージェントに参画。
・米国システムダイナミクス学会SummerSchool Intermediate track修了(2020年)
・英国 GLA Global Leadership Profile Coach認定(2020年)

コンテントサポーター
小田 理一郎(有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役)

受講対象者

  • 民間、行政、市民、アカデミック分野において複雑な課題に取り組む現場リーダー、ファシリテーター、変化の触媒の役割を担う方
  • 向社会的な人材開発・組織開発に取り組むマネジャー・担当者
  • 社会起業家、社会変革・社会課題解決に取り組む組織のマネジャー・担当者

本内容に関する参考情報

  • 「レバレッジの効いたリーダーシップ」導入編ウェビナー動画はこちら
  • ニュース&コラム「レバレッジの効いたリーダーシップ(1)4つのレバレッジ領域」はこちら

募集要項

日時

 全3回 13時30分~17時00分

場所

 弊社浅草橋オフィス会場

催行人数

 4人~10人

参加費

 全3回 99,000円(税込)
 単回  33,000円(税込)

 NPO法人・小中高教職員割引は上記から30%割引き

※「NPO職員(フルタイム)の方」、「小中高教員の方」は参加費が30%割引になります。NPO法人割引は、特定非営利活動法人・公益財団法人・公益社団法人を前提にしております。ご利用に際して必要手続きをご案内しますので、詳しくは事務局seminar@change-agent.jpまでお問い合わせください。

〈キャンセル規定〉
お振込み後のキャンセル規定は、お申し出日に応じて下記の通りとなります。キャンセルされる際は、電話・メールなどでご連絡ください。返金の際は、下記金額より返金手数料を除いた金額となりますのでご了承ください。

開催日を含む15日前まで・・・返金手数料を除いた全額返金
開催日を含む14日前から8日前まで・・・参加費の50%返金
開催日を含む7日前から当日・・・参加費の全額を申し受けます。

主催

有限会社チェンジ・エージェント

日時 会場 受付 申し込み
2024年
3月2,16,23日
弊社浅草橋オフィス会場 受付終了 申し込みページ

※次回の開催は未定です。

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