• 【チェンジ・エージェント】協働する社会システム:私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(前編)
2022/08/03 11:47

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【チェンジ・エージェント】協働する社会システム: 私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(前編)

◆◇◆ 目次 ◆◇◆

  • 【1】協働する社会システム: 私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(前編)
  • 【2】En-ROADSを活用した研修事例:HSBC
  • 【3】変革リーダーズセミナー「行動探求〜変容を導くリーダーシップ」(9月8日-9日開催)
  • 【4】奨学生募集のお知らせ(チェンジ・エージェント・アカデミー第14期 「社会課題解決のためのシステム思考」)
  • 【5】その他現在募集中のセミナー

はじめに

尋常ならぬ暑さが続きますが、皆様、お元気にお過ごしでしょうか?

さて、今回のメルマガのフィーチャー記事は、社会学者のディビッド・サンドウ氏がヒューレット・パッカード(HP)と共に実施した組織開発の事例をご紹介します。当時、インクカートリッジプリンタの部門は70人程度、トレーラーのオフィスで仕事をしていましたが、その品質と価格競争力からアップル及びPC用のプリンタとして大躍進を遂げました。そうした躍進の陰には、HPの経営手法として著名な「歩き回る経営(MBWA)」だけでなく、組織内外にまたがる「ソーシャルネットワーク」を活用する斬新な組織概念が背景にありました。2回に分けてお届けする前編、機械論ではなく生命論に基づく組織とはどのようなものなのでしょうか?

2つめの記事は、おなじみのエネルギー・気候政策シミュレーター「En-ROADS」を、社内の研修で活用するHSBCアメリカの事例を紹介します。気候変動がどのようにビジネスに影響を与えるのか、また、企業がどのように向き合い対処していけるのか、企業組織の視点からの活用の実例やイメージをご紹介します。

今回フィーチャーするセミナーは、9月8−9日開催予定の「行動探求〜変容を導くリーダーシップ」です。下期には、「チェンジ・エージェント・アカデミー」を2022年11−3月に開催します。テーマである「社会課題解決のためのシステム思考」の実施にあたり、変化を創り出すための方法論を学んで社会をよりよくしたいと願う若者を対象に奨学生プログラムを提供しています。40歳未満の社会起業家枠、25歳未満のユース枠のそれぞれ募集中です。 そのほか、チェンジ・エージェント社では、システム思考、変革リーダーズ、学習する組織、そして社会変革の各シリーズのセミナーの募集をしております。変化を形にして、インパクトを残すための方法論をより効果的に鍛えるために活用下さい。

コロナ禍の感染増加で予断できず、また、極端な気候の状況が続きますが、皆様におかれましても、どうぞ、ご安全に、お元気にお過ごしください。

小田理一郎

【1】協働する社会システム:私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?

本記事では、デニス・サンドウが考える組織の捉え方や「学習する組織」の築き方、そして彼のリサーチのアプローチについてご紹介します。
一般的な「組織図チャート」には表現されないネットワークがもつ、組織や社会システムにとっての意味とは?

▼つづきはこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001496.html

【2】En-ROADSを活用した研修事例:HSBC

気候エネルギー政策シミュレーター「En-ROADS」を企業における意思決定支援の目的で導入した例として、HSBCアメリカの事例を抜粋して紹介します。

※En-ROADSは、米国NPOのClimate InteractiveとMITなどが協働で開発した政策シミュレーターです。クリエイティブ・コモンズとして、どなたでもアクセスし、さまざまな気候政策を試し、そのインパクト(大気中のCO2濃度、温度上昇、海面上昇、世界GDPへの影響など)を瞬時に検証し、さまざまな気候シナリオを策定することができます。

▼つづきはこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001489.html

【3】変革リーダーズセミナー「行動探求〜変容を導くリーダーシップ」(9月8日-9日開催)

学習する組織のアプローチは、自立・自律した社員たちの自主性や自己組織化を重視しますが、それは経営者や管理職層の役割がなくなったことを意味するわけではありません。むしろ、「補完原則」と言われるように、それぞれの現場の自主・自律を促すと共にそれだけでは解決で消えないような、上位階層独自の新たな役割を果たすことが求められます。このようなリーダーシップは、現場を牽引する機関車のようなリーダーシップとは大きく異なる、より新しいスタイルのリーダーシップの発揮が求められます。ボストン大学MBAプログラムを全米屈指のプログラムに変容した、ビル・トルバートの提唱するリーダーシップ実践、「行動探求」について学んでみませんか? 学習する組織の自己マスタリーとメンタルモデルを深め、「VUCA」時代に必要なリーダーシップのあり方を2日間で学びます。

▼お申込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/events/001483.html

【4】奨学生募集のお知らせ(チェンジ・エージェント・アカデミー第14期 「社会課題解決のためのシステム思考」)

チェンジ・エージェント・アカデミー第14期 「社会課題解決のためのシステム思考」では、社会の変革を志すより多くの人に学びを得て頂きたいという想いから、奨学生を募集いたします。

★3つのセミナー&ゼミ6回で、基本理論+で実践力を磨きます
「システム思考」、「社会的インパクトを測る」、「変化の理論」各セミナーで基本理論を学び、夜間6回のゼミでは、課題ごとのグループを構成して、システム思考のプロセスを現実の社会課題解決に適用する実践演習で実践力を磨きます。

★このような方のご応募をお待ちしています
組織内の地位に関わらず自らの成長が社会課題の前進に影響が与えられると認識している方で
■ 社会起業家枠: 環境問題、社会問題などの解決に関わる社会的事業にフルタイムで取り組んでいる40歳未満の方
■ ユース枠: 環境問題、社会問題などの解決に携わるための実践的な学問を学ぶと同時に、NPOやサークル活動を通じて、実際の活動も行っている25歳未満の方

ご応募お待ちしております!
おすすめいただける方がいらしたらぜひ情報転送、シェアをよろしくお願いいたします。

▼お申込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001495.html

【5】その他現在募集中のセミナー

▼「システム思考トレーニング」2日間集中コース(基礎・実践)
2022年10月12-13日

▼「システム思考家実践道場」
2022年度下期(全6回)

▼チェンジ・エージェントアカデミー14期「社会課題解決のためのシステム思考」
2022年11月-2023年3月

▼学習する組織セミナー「学習する組織 5つのディシプリン」
2022年11月24日-25日

▼社会変革セミナー「変化の理論(TOC)〜なぜ、どのように変化が起こるのか」 2022年12月13日-14日

▼社会変革セミナー「社会的インパクトを測る」
2023年2月21日-22日

発行元:有限会社チェンジ・エージェント
東京都台東区浅草橋1丁目19−10 PF浅草橋ビル 5F
Tel:03-5846-9660
https://change-agent.jp


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